October 2, 2018 / 5:33 PM / 20 days ago

イタリアのディマイオ副首相、予算案巡り強硬姿勢「一歩も譲らず」

[ローマ 2日 ロイター] - イタリアのディマイオ副首相は2日、予算案の修正を巡る外部からの要求に対し、一歩も譲らない考えを示した。

 10月2日、イタリアのディマイオ副首相は予算案の修正を巡る外部からの要求に対し、一歩も譲らない考えを示した。カイロで8月撮影(2018年 ロイター/MOHAMED ABD EL GHANY)

イタリア政府は前週、向こう3年間の財政赤字を対国内総生産(GDP)比2.4%と、前政権の公約の3倍に設定した。これを受け、市場では動揺が広がったほか、欧州委員会からは批判や再考を求める声が上がった。

連立政権の一翼を担う「五つ星運動」党首であるディマイオ氏はRTLラジオに対し「われわれは2.4%目標を撤回するつもりはない。1ミリたりとも引き下がらない」と言明。その上で、フランスやドイツは「間違いなく」イタリア政府の崩壊を望んでいると語った。

ルクセンブルクで開かれた域内財務相の会合では、イタリアの代表であるトリア経済・財務相が欠席する中、イタリアに財政規律の順守を求める声が相次いだ。オーストリアのレガー財務相は記者会見で「加盟国の大半が欧州連合(EU)財政規律の順守を明確に求める意向だ」とした。

欧州委のドムブロフスキス副委員長は、イタリアの予算案について「現時点では安定成長協定を順守していないように見受けられる。ただわれわれはイタリア当局との対話にオープンであり、予算案が同協定の要件に沿うよう期待している」と述べた。

欧州委のユンケル委員長は前日「イタリアはEUとして合意している財政目標から逸脱している。ギリシャ危機に首尾よく対処し終わったところで、イタリアで同様の危機が発生するのは見たくない」とした上で「もう危機は十分。イタリアが特別待遇を受けるのを回避する必要がある。すべての国が特別待遇を受ければ、ユーロの終わりを意味することになる」と発言した。

五つ星運動と連立を組む右派政党「同盟」党首のサルビーニ副首相は「ユンケル委員長を初めとするEU高官らの発言や脅しがイタリア・ドイツ国債の利回り格差を広げ続けている。われわれはイタリアに危害を加えたい連中らに対し、補償の要求も辞さない」とした。

イタリア10年債利回りIT10YT=TWEBはこの日4年半ぶりの水準に上昇。同銀行株.FTIT8300は1年7カ月ぶりの安値を付けた。

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