November 25, 2018 / 11:12 PM / 23 days ago

欧州委、イタリアと予算案巡り協議継続 「相違埋める」

 11月24日、イタリアの2019年予算案を巡り、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、双方の見解の相違を埋めるため今後数日にわたり作業を継続すると明らかにした。写真はユンケル欧州委員長(右)とコンテ伊首相、ブリュッセルで撮影(2018年 ロイター/Piroschka van de Wouw)

[ブリュッセル 24日 ロイター] - イタリアの2019年予算案を巡り、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は24日、双方の見解の相違を埋めるため今後数日にわたり作業を継続すると明らかにした。

ユンケル欧州委員長が24日、イタリアのコンテ首相と予算案について協議した。終了後、欧州委の報道官は「互いの見解を近付け、未来志向の解決策を見いだすため、今後数日にわたり作業を継続する」と述べた。

欧州委は21日、イタリアの予算案がユーロ圏の財政規律を順守していないとして、是正措置を求める過剰財政赤字是正手続き(EDP)を勧告した。[nL4N1XW49C]

イタリアの公的債務は対国内総生産(GDP)比131%と、欧州で2番目の高水準にあり、ユーロ圏各国は、イタリアが債務をさらに拡大すればギリシャに続く新たなソブリン債務危機が起きる恐れがあると懸念している。

コンテ首相はユンケル委員長との協議終了後に記者団に対し、「イタリアのファンダメンタルズ(基礎的条件)は非常に強く、ギリシャと比べることはできない」と述べ、こうした懸念を否定した。

また、この日の協議について「結論は出なかった。話し合いを続ける必要がある」とし、「イタリア政府として予算案に盛り込んだ改革の柱の変更は提示しなかった。赤字目標についても協議しなった」と明らかにした。

その上で、欧州委との協議が金融市場の懸念緩和につながり、イタリアとドイツの利回り格差縮小に寄与することを望むと述べた。協議によってイタリアはEDPに基づく今後の制裁措置を回避できる可能性があるとも述べた。

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