[ローマ 27日 ロイター] - イタリアのサルビーニ副首相は27日、2019年予算案を巡る欧州連合(EU)の制裁手続きを回避したいとした上で、拡張的な財政計画についてEUが柔軟な姿勢をとることを望むと述べた。
EU筋やロイターが入手した文書によると、EU各国政府の代表は29日、イタリアに対する制裁手続きを支持する見通し。
サルビーニ副首相は記者団に対し、予算案は「真剣」なものであり、成長促進を狙いとしていると述べた。また、予算案に盛り込まれた予測にはこだわっていないが、連立政権にとって公約を守ることが重要だと強調した。