October 28, 2018 / 10:17 PM / 23 days ago

イタリア国債と独連邦債のスプレッド、害を及ぼす水準=伊経済相

[フィレンツェ(イタリア) 27日 ロイター] - イタリアのトリア経済・財務相は27日、イタリア国債10年物と独連邦債10年物の利回り格差は「害を及ぼす」ような水準だが、「現時点で」国内銀行は危険な状態にはないとの考えを示した。

イタリアの国内銀行は同国の国債を約3750億ユーロ(4260億ドル)保有しており、利回りの急上昇の負担を負っている。

トリア氏は、イタリア国債と独連邦債の利回り格差は、財政赤字の拡大を容認する2019年の予算案に対する懸念というよりは、政局を巡る不透明感が要因だとの考えを示した。

「この利回り格差の水準は害を及ぼす」と述べ、「問題はどのように低下させるかだ」と指摘し、「政府が欧州と何を行うかが問題だ」と語った。

欧州委員会はイタリアの予算案を拒否し、修正を求めている。イタリアの連立政権は今のところその提案を受け入れていない。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、イタリアの国債価格の大幅下落はイタリア国内銀行の資本を圧迫すると指摘。イタリア政府は国内銀行を保護したいのであれば、欧州連合(EU)との協議で姿勢を軟化させるべきだとの考えを示した。

トリア氏はドラギ総裁のコメントについて「不適切ではなかった。中銀総裁として言うべきことを言っただけで、私も同じことを述べている」と語った。

その上で「国内銀行は依然健全だ。ほぼ全ての銀行が資本テストに合格できる。危険な状態ではない」と述べ、ただ、もし銀行が苦しい立場になれば、政府が介入すると説明した。

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