March 13, 2018 / 3:54 AM / 5 months ago

イタリア与党民主党トップ、連立政権への参加に否定的

[ローマ 12日 ロイター] - 4日に実施されたイタリア総選挙で惨敗した与党民主党(PD)のマルティーナ暫定党首は12日、次期政権に連立パートナーとして加わるよう求める声には応じず、野党に転じる考えを示した。

 3月12日、4日に実施されたイタリア総選挙で惨敗した与党民主党(PD)のマルティーナ暫定党首は、次期政権に連立パートナーとして加わるよう求める声には応じず、野党に転じる考えを示した。写真は記者会見を行う与党民主党(PD)のレンツィ前首相。ミラノで5日撮影(2018年 ロイター/Remo Casilli)

総選挙ではいずれの勢力も過半数に届かなかった。第1勢力となった中道右派連合は下院630議席のうち、過半数に49議席満たず、第1政党となった「五つ星運動」は95議席足りない。このため、中道右派、五つ星ともに、112議席を持つ中道左派の民主党の協力があれば政権が樹立できる。上院でも民主党と組むことで過半数を得ることが可能だ。

レンツィ前首相の党首辞任後に暫定党首に就いたマルティーナ氏は、党の会議で、五つ星と、中道右派連合内で得票率トップとなった「同盟」の2党が連立交渉を行うべきと指摘。

投票結果は政権を任せたいという国民の願いが反映されているため、五つ星のディマイオ党首と同盟のサルビーニ党首は「責任を果たすべき」と強調した。

レンツィ前党首も選挙結果を受けて下野する考えを示していた。ただ、党内や左派のコメンテーターなどからは五つ星による政権樹立に協力すべきとの声も出ているため、マルティーナ氏が連立交渉への参加を拒否し続けるかどうかは不透明だ。

同盟のサルビーニ党首はこの日、民主党と連立政権を発足させる可能性を否定。一方、同盟とともに中道右派連合を構成する「フォルツァ・イタリア」を率いるベルルスコーニ元首相は、政権樹立に向け民主党に協力を呼び掛けた。

イタリアのメディアでは、全ての主要政党が参加する「挙国一致体制」がこう着状態を打破する唯一の方法になり得るとの観測が広がっている。

議会は今月23日に改選後初めて招集される。両院の議長を選出する見通しで、サルビーニ氏は前週末に、同盟が上下院のどちらかの議長を出し、五つ星がもう一方の議長を務めるべきとの考えを示した。ただ、中道左派との連携を目指すフォルツァ・イタリアは、右派連合は両院のどちらかで民主党からの議長候補を支持すべきとの立場を示している。

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