December 3, 2019 / 4:56 AM / 12 days ago

ESM改革、国益になるが他の措置の導入も必要=イタリア首相

[ローマ 2日 ロイター] - イタリアのコンテ首相は2日、欧州安定メカニズム(ESM)の改革について、イタリアの国益になるが、他の措置とともに導入する必要があるとの認識を示した。

ユーロ圏は今月、ESM改革を承認する予定だが、イタリアの極右政党は改革に反対。議会の承認を得ずに改革に同意したコンテ首相を「裏切りだ」と批判している。

ユーロ圏の銀行・金融改革は長年停滞しており、新たな危機が発生した場合のリスクになるとの見方が浮上している。

首相は議会で、ESM改革は国益に合致すると発言。その上で、ユーロ圏共通予算を巡る議論をさらに進展させ、共通の預金保護制度、共通の失業保険制度など、他の措置を導入する必要があると主張した。

こうした制度を巡る交渉は遅々として進んでいない。今回のコンテ首相の発言は、共通制度が承認されるまでESM改革に拒否権を発動する意向を示したものなのか、国内の政治勢力に改革への理解を求めたものなのかは不明。

イタリアでは、反体制政党「五つ星運動」が、欧州の銀行同盟の全体像が明確になるまでESM改革の承認を先送りすべきだと主張。中道左派の民主党はESM改革を支持している。

コンテ首相は両党の間で合意を成立させ、極右政党「同盟」からの激しい攻撃をかわしたい意向。

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