June 13, 2018 / 1:28 AM / 13 days ago

サボーナ伊欧州担当相、ユーロは「不可欠」 市場の懸念払拭に努力

[ローマ 12日 ロイター] - イタリアのサボーナ欧州担当相は12日、ユーロは「不可欠」だとの見解を示し、ユーロ加盟を巡る政府の立場について投資家や他のユーロ加盟国の懸念払拭に努めた。

 6月12日、イタリアのサボーナ欧州担当相は、ユーロは「不可欠」だとの見解を示し、ユーロ加盟を巡る政府の立場について投資家や他のユーロ加盟国の懸念払拭に努めた。ローマで会見する同欧州担当相(2018年 ロイター/ALESSANDRO BIANCHI)

大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と極右政党「同盟」による連立政権は当初、サボーナ氏の経済相起用を目指したが、マッタレッラ大統領はイタリアのユーロ加盟を「歴史的な過ち」と主張していたサボーナ氏の起用を拒否した。

サボーナ氏は12日、閣僚就任前に執筆した書籍を発表するため開いた外国メディアとの会合で、ユーロを完全に支持しており、イタリアをユーロ離脱に導く考えはないと強調した。

ユーロに肯定的な側面はあるかとの質問に対しては「なくてはならないものだ」と答えた。ただ、統治制度の改革を通じて「完成させる」必要があるとの見方を示した。

「欧州中央銀行(ECB)は米連邦準備理事会(FRB)に類似した新たな規則が必要だ」とし、為替政策へのコントロール拡大を認めるべきだと主張。「ECBが為替レートに対し行動できるようにすることが重要だ」と述べた。

閣僚就任前は批判していたドイツについても、「文化的、経済的、政治的にみて、多くの面ですばらしい国だ」と賞賛した。

一方で「ドイツは安定が成長の必要条件とみる傾向にあるが、私は成長が安定の必要条件と考える」と述べ、ドイツのエコノミストと意見を異にしていることも認めた。

サボーナ氏は自身の書籍の中で、イタリアは必要となった場合に秩序ある形でユーロ圏を離脱できるよう「プランB」を策定すべきだとも訴えていた。

これについて同氏は「アナリスト」として示した見解であり、実際にユーロ離脱を支持したことはないと説明。週末のインタビューでユーロを強く支持する立場を示したトリア経済財務相に異論は全くないと強調した。

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