[ローマ 8日 ロイター] - イタリアのディマイオ副首相は、同氏率いるポピュリスト(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」が公訴時効に関して合意できなければ、連立合意そのものが崩壊すると述べた。8日付のイル・ファット・クオティディアーノ紙が副首相とのインタビュー内容を伝えた。
副首相は「われわれは(合意を)見出す必要がある。さもなければ政府の協定が崩壊する」と述べた。
副首相はまた、8日にコンテ首相、同盟を率いるサルビーニ副首相、ボナフェデ司法相と会談することを確認した。
五つ星運動は公訴時効の延長を望んでいるが、同盟は反対している。
両党は他の政策についても相違が目立ち、政権内の緊張が増している。
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