[ミラノ 12日 ロイター] - イタリア政府は、銀行の貸金庫に保管されている現金などに課税する可能性がある。イタリア各紙が12日、サルビーニ副首相の話として報じた。
報道によると、サルビーニ氏は11日夜のテレビ番組で、イタリアの貸金庫に保管されている資産は数千億ユーロ規模に上るとの助言を受けたと明らかにした。
同氏は「実質的に隠し資金」であるとし、貸金庫が税当局から所得や資産を隠す手段になっているとの見方を示唆した。
さらに、貸金庫にある資産を自主的に申告した場合は15%程度の低い税率を適用すると述べた。
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