June 28, 2019 / 4:30 AM / 20 days ago

伊議会、景気対策を承認 鉄鋼大手ミタルは製鉄所閉鎖を警告

 6月27日、イタリア議会は、景気対策「成長令」を承認した。写真はローマで昨年6月撮影(2019年 ロイター/Tony Gentile)

[ローマ 27日 ロイター] - イタリア議会は27日、景気対策「成長令」を承認した。経済成長の押し上げと投資促進を目指す。投資向けの優遇税制や企業の保険コスト引き下げなどを盛り込んだ。

景気対策は、上院の採決で賛成158、反対104で可決された。下院はすでに可決している。

イタリア国立統計研究所(ISTAT)は、第2・四半期の同国経済がマイナス成長となる可能性を警告している。

今回の景気対策では、前政権が鉄鋼最大手アルセロール・ミタル(MT.AS)に認めてきた免責条項を廃止した。免責条項は、環境汚染対策の公約を守れなかった場合に経営陣の訴追を免除する内容。

同社は2017年に、欧州最大の生産能力を持つイタリア南部の製鉄所イルバの買収で合意している。アルセロール・ミタルは26日、免責条項が再導入されなければ、9月6日にイルバを閉鎖すると表明。「あと2カ月ある。政府が解決策を見いだすよう期待する。当社は協議に応じる」と述べた。

景気対策では、経営不振の国営アリタリア航空や中堅銀行カリジェ(CRGI.MI)に対する支援策も盛り込まれた。

アリタリア航空の救済基金が設立された場合は、政府が1億4500万ユーロ(1億6400万ドル)を出資する。カリジェが発行する債券に対する政府保証も年末まで延長する。

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