June 1, 2018 / 2:39 AM / 7 months ago

イタリア「同盟」書記長、欧州委員長の発言を人種差別的と非難

 5月31日、イタリア極右政党「同盟」のサルビーニ書記長は、欧州委員会のユンケル委員長のイタリアに関する発言について「人種差別的」だとして強く反発した。写真はローマで24日撮影(2018年 ロイター/Tony Gentile)

[ブリュッセル 31日 ロイター] - イタリア極右政党「同盟」のサルビーニ書記長は31日、欧州委員会のユンケル委員長のイタリアに関する発言について「人種差別的」だとして強く反発した。

サルビーニ氏は、イタリアで大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と「同盟」」が連立政権樹立で再び合意した直後に、ユンケル委員長の発言に反発。イタリアと欧州連合(EU)の今後の関係が難しいものになる可能性をあらためて示す格好となった。

ユンケル委員長は31日の会合で、イタリア国民は貧しい南部の状況を改善するため、取り組みを強化し汚職と闘うべきだと述べたと報じられた。

サルビーニ氏はこれに対し、「人種差別的な恥ずべき発言だ」と非難。声明で「新政権はイタリア国民の権利と尊厳が尊重されることを確実にする」とし、「イタリアが欧州に求めるものは協力であり、侮辱でない」とした。

ユンケル氏の報道官はその後、発言は文脈から外れて解釈されたと説明した。「ユンケル委員長はイタリア南部の構造問題に言及していた」とし、EUは南部の成長と雇用促進のための資金拠出に尽力してきたと述べた。「その効果をより早く実感できるようにするため、EU資金の活用方法は改善できる可能性がある」と語った。

報道官によると、同氏の発言は非公開の会合でのものだった。

欧州委は、2021─27年の次期長期予算で、イタリアの最も貧しい地域を対象とするEUの資金拠出を増やすことを今週提案している。

複数のイタリアのニュースサイトが発言を報じた後、欧州議会のタヤーニ議長は「受け入れられない」としてユンケル委員長に発言を否定するよう求めた。

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