June 10, 2019 / 4:21 AM / 17 days ago

イタリア連立与党、「ミニBOT」への批判に反論

 6月9日、イタリア連立与党は、国の債務返済のために少額債券「ミニBOT」を発行する構想について、批判に反論した。写真は連立与党の一翼を担う同盟の党首、サルビーニ副首相(写真左)とコンテ首相。パレルモで5月撮影(2019年 ロイター/Neil Hall)

[ローマ 9日 ロイター] - イタリア連立与党は、国の債務返済のために少額債券「ミニBOT」を発行する構想について、批判に反論した。

ミニBOT構想は、連立与党の「同盟」が提案。議会でも先月、法的拘束力のない動議が予想外に承認された。

期日のない債券であるため、「並行通貨の導入に近い」との批判や「イタリアのユーロ離脱につながる」との批判が出ている。

イタリアのトリア経済・財務相も8日、ミニBOTは違法で役に立たないと批判した。

これに対し、連立与党の同盟と「五つ星同盟」は、経済・財務省が国の未払い金の問題に対処していないと反論。

五つ星同盟の党首を務めるディマイオ副首相は週末、「これまで傍観しておいて、誰かが新しいことを提案すると『あ、それはできない』と突然批判する」とし、「もし企業に支払いをする手段がミニBOTでないなら、経済・財務相が別の手段を考えればよい」とフェイスブックに投稿した。

同盟の党首を務めるサルビーニ副首相も声明を発表し、国の取引先に未払い金を支払う手段を探すことが「急務」であり、経済・財務省はその点を認識すべきだと表明。「これは正義の問題だ」と述べた。

経済・財務省は、行政が未払い債務の処理を進めていると指摘。昨年は2000万件の請求書が処理され、平均で法定期限(60日)の1日前に支払われたと説明した。2年前は平均で16日の遅延が発生していたという。

8日付の地元紙イル・ファット・クオティディアーノによると、コンテ首相も、ミニBOTには「複数の難題がある」と発言。内部対立が続く連立政権の今後について10日に両副首相と協議する方針を示した。

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