September 9, 2019 / 11:57 PM / in 9 days

伊首相が新政権の所信表明、EUとの融和強調へ姿勢転換

[ローマ 9日 ロイター] - イタリアのコンテ首相は9日、議会下院で新たな連立政権の所信表明演説を行い、欧州連合(EU)とより融和的な関係を築くと表明した。前政権でEUとたびたび対立した姿勢から転換し、財政規律や移民法の改革に向けてEUと協力していく方針を示した。

昨年6月に立ち上がった前連立政権は、新興組織「五つ星運動」と右派「同盟」が主要政策で対立、崩壊した。同盟は早期の議会解散・総選挙を求めたが、野党で親EUの「民主党」と五つ星が新たな連立政権で合意。総選挙は回避され、コンテ氏が首相として再任された。

コンテ氏は演説で、様々な分野における政策プログラムを打ち出した。低迷する経済を支援するために景気拡大策を確約するとともに、来年1月に予定されている付加価値税の大幅引き上げを見直す方針を示した。さらに、脱税者には今後、懲役刑が科されると警告した。

下院は343票対263票で新政権を承認。10日に上院で承認されれば、新政権が始動する。

前政権は、インフラ事業や移民政策、EUとの関係や豊かなイタリア北部の自治など、様々な問題で対立した。反EUの立場をとる同盟のサルビーニ書記長は、北アフリカからボートでイタリアに渡る難民を厳しく取り締まり、支持率を上げた。

コンテ氏は、移民受け入れをEU28カ国で分担するための新たな政策を立案したいと表明。EUの銀行基準や財政規律の見直しに向け、EUとより建設的な関係を築くと表明した。

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