June 25, 2019 / 3:35 AM / 3 months ago

イタリア連立与党「同盟」内に亀裂、「ミニBOT」発行計画巡り

 6月24日、イタリアで、国の未払い金問題への対応に向けた少額債券「ミニBOT(短期財務証券)」発行計画を巡り、連立与党「同盟」内で亀裂が生じている。写真はジャンカルロ・ジョルジェッティ氏。ローマで昨年6月撮影(2019年 ロイター/Remo Casilli)

[ミラノ 24日 ロイター] - イタリアで、国の未払い金問題への対応に向けた少額債券「ミニBOT(短期財務証券)」発行計画を巡り、連立与党「同盟」内で亀裂が生じている。

ミニBOTの発行は、イタリア下院予算委員会の委員長で欧州連合(EU)懐疑派のクラウディオ・ボルギ氏が発案。同盟は昨年「五つ星運動」と合意した政権協定にミニBOTの発行計画を盛り込んだ。

同計画を巡っては実施に向けた議会での動議を受け、ここ数週間に議論が活発化している。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁とイタリアのトリア経済・財務相はともに、並行通貨の導入につながり違法となるほか、債務増大につながるとして計画に反対している。

同盟はこれまで、この計画を支持してきた。同盟の党首であるサルビーニ副首相はより良い案が浮上した場合にのみ、代替案を検討するとしている。

しかし、サルビーニ氏の側近であるジャンカルロ・ジョルジェッティ氏は23日、ミニBOT発行計画について「可能性がある」としたこれまでの発言を撤回。イタリアのメディアによると、記者団に対し「ボルギ氏がいうことを信じる者がまだいるのか。ミニBOTは現実的か。もし実行可能なら誰もが利用しているだろう」と述べた。

同メディアはジョルジェッティ氏の姿勢転換について、欧州委員会の委員ポストを獲得したい同氏の思惑に関係している可能性を指摘している。

イタリアの2紙が報じたところによると、ボルギ氏は、ジョルジェッティ氏は冗談を言ったとし、同氏の発言は誤って解釈されたとの見解を示した。

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