December 4, 2018 / 4:34 AM / 15 days ago

イタリア、年内に国債借り換えか買い入れ実施へ 償還額を平準化

 12月3日、イタリア財務省が、来年の国債償還額をならすため、債務交換か買い入れを検討している。写真はローマで5月撮影(2018年 ロイター/Tony Gentile)

[ミラノ 3日 ロイター] - イタリア財務省が、来年の国債償還額をならすため、債務交換か買い入れを検討している。関係筋2人が3日、明らかにした。

欧州中央銀行(ECB)は量的緩和(QE)措置としての債券買い入れプログラムを12月末に終了する計画で、イタリアは2019年に満期を迎える債務の借り換えと新規支出をまかなうため、4000億ユーロ(4530億ドル)を調達する必要がある。

来年2、3、5、10月に満期を迎えるイタリア国債は200億ユーロを超え、9月は400億ユーロを上回る。

ある関係筋は「市場のボラティリティーが沈静化し、イタリア国債を取り巻く市場環境が最近の数営業日で改善する中、財務省は2019年に満期を迎える金額をならすための方策を検討している」と説明。「スペインとフランスが今週に起債を行う予定であり、次はイタリア財務省の番だ」と述べた。

イタリアの現地紙2紙は3日、トリア経済・財務相の発言を引用し、同国は2019年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比目標について、2.0%あるいはそれ以下に引き下げる方向で欧州委員会と交渉していると伝えた。[nL4N1Y82RB]

これを受けて、イタリアの借り入れコストは同日、2カ月以上ぶりの低水準となった。

同国財務省は昨年11、12月に、計6件の国債買い入れや債務交換を実施した。今年はこれまでに、同様の措置を4月に1件、10月に2件実施した。

ある関係筋は「このような措置が間もなく増えるだろう」と述べた。もう1人の関係筋は「年内に、債務交換よりも買い入れの方が行われるだろう」との見方を示した。

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