April 2, 2019 / 4:27 AM / 20 days ago

イバンカ夫妻などの機密資格、政権側は専門職員の判断無視し許可か

[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官やその夫クシュナー大統領上級顧問を含む20数人の政権当局者の機密情報取り扱い資格について、許可すべきでないとの専門職員の判断を政権側が覆していたとホワイトハウスの現役職員が告発していたことが明らかになった。

 4月1日、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官(写真右)やその夫クシュナー大統領上級顧問(同左)を含む20数人の政権当局者の機密情報取り扱い資格について、許可すべきでないとの専門職員の判断を政権側が覆していたとホワイトハウスの現役職員が告発していたことが明らかになった。写真はメリーランド州 で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Kevin Lamarque)

現役職員による告発内容は下院監視・政府改革委員会のカミングス委員長(民主党)が1日、ホワイトハウスのシポローネ法律顧問に送付した書簡で明らかになった。カミングス氏が書簡を公表した。

これによると、ホワイトハウスの人事情報対策室に勤めるトリシア・ニューボールド氏は議会で証言を行い、20数人の政権当局者に関しては、外国政府の影響や利益相反、犯罪行為、金銭的な問題などへの懸念を理由に機密情報を取り扱う許可を与えないとの判断が当初示された明らかにした。

しかし、当時、人事情報対策の責任者だった政権側のカール・クライン氏が2人の高官の機密資格について専門職員の判断を覆したという。

書簡によると、ニューボールド氏は同委員会に対し、「この問題が国家安全保障に影響を及ぼしかねないと知りながら何もしなければ自分自身やこの国、私の子供たちに奉仕しないことになる」と述べた上で、「われわれの職場にモラルを取り戻すのが私の最後の望みだ」と訴えた。

カミングス委員長はクライン氏に召喚状を送り情報提供を求める考えを示した。また、ホワイトハウスが文書の開示請求に応じなければさらに召喚状を発行すると警告した。

書簡で委員長は、ニューボールド氏が詳細な説明を行った3人の「ホワイトハウス高官」について匿名で触れている。

同委が取得した情報に詳しい2人の関係筋は、この3人にはイバンカ大統領補佐官とクシュナー氏が含まれていると明らかにした。

ホワイトハウスはコメントの求めに応じていない。

同委の共和党トップ、ジム・ジョーダン議員は声明で、同書簡は「党派的な攻撃」だと批判した。

カミングス委員長によると、ニューボールド氏は正式な安全保障に関する手続きに基づき機密取り扱い資格の申請を承認しなかったため、報復を受けたと主張しているという。

同氏は「職場に戻るのが怖い。職場にモラルを取り戻すという私の意図が考慮に入れられないことは分かっている」と述べたと書簡では記されている。

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