April 10, 2018 / 9:44 AM / 13 days ago

Jフロント、19年2月期は営業減益計画 増収・事業利益は増益

[東京 10日 ロイター] - J.フロント リテイリング(3086.T)は10日、2019年2月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年比2.1%減の485億円になるとの見通しを発表した。前期に計上した固定資産売却益がなくなるほか、百貨店関連の投資増が影響する。売上高に相当する売上収益は同3.2%増の4850億円、本業の利益を表す事業利益は同5.7%増の495億円の計画。

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト6人の営業利益予測の平均値は544億円となっており、会社計画はこれを下回った。

前期は7円増配し年35円(記念配当2円を含む)、今期は普通配当で35円を計画している。

19年2月期のインバウンド売上高は前年比14.8%増の550億円と引き続き拡大を見込む。

昨年の4月にオープンした複合商業施設「GINZASIX(ギンザシックス)」は、初年度の売上高目標600億円に対し「だいたい600億円近くになる」(山本良一社長)。2年目の売上高計画は現在策定中だが、1年目よりもやや慎重な計画になる見通し。

足元で株価が乱高下しているが、山本社長は「(株価と百貨店の売上高は)年々、リンクが強まっているが、足元で大きな変化はない」と述べた。

同社は、今後をにらんで138項目のリスクを抽出。そのうち、消費増税や東京オリンピック後の不況、シェアリングエコノミーの台頭など6項目を今期の課題として設定した。山本社長は「リスクと言うと、脅威と捉えがちだが、機会でもあり脅威でもある」と指摘、同社としての対応を検討していく。

18年2月期の連結営業収益は同3.8%増の4699億円、営業利益は同18.7%増の495億円となった。会社計画の490億円はクリアした。訪日外国人向けにラグジュアリーブランドや化粧品の販売が伸びているほか、株高による資産効果で高額品の消費も好調に推移した。また、ギンザシックスの開業が不動産事業の収益に寄与した。

    清水律子

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