[東京 18日 ロイター] - 日本アジアグループ(JAG)は18日、旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)による株式公開買い付け(TOB)に中立意見を表明し、応募の判断を株主に委ねた。シティが買い付け価格を1株910円から960円に引き上げたことをなどを評価した。
シティによるTOB期限は6月29日。
シティは今年1月、JAGに対して1株840円でのTOB実施を表明した後、価格を1210円に引き上げたが、JAGが1株当たり300円の特別配当を行うと発表したことでいったんTOBを撤回。その後、改めて910円でのTOBを表明していた。
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