[東京 9日 ロイター] - 磯崎仁彦官房副長官は9日夕方の会見で、航空会社への支援措置として、政府が航空機燃料税や空港使用料の軽減措置について現在調整していることを明らかにした。
磯崎官房副長官は「航空ネットワークは国民の社会経済活動を支えるとともに、経済成長の実現に不可欠なインフラであり、新型コロナウイルス感染症の影響で航空会社は厳しい経営状態が続いている」との認識を示した。
そのうえで「航空ネットワークの維持と今後に向けた設備投資を下支えできるように、航空機燃料税の軽減措置や22年度の空港使用料の減免などの措置について、現在調整中だ」と語った。
NHKなど国内メディアは、政府が空港使用料の軽減などを通じ、航空各社に対して700億円の支援を行う方針を固めたと報じている。
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