May 10, 2018 / 7:01 AM / 4 months ago

街角景気4月は横ばい圏、年初来50割れ続く 弱い消費と人手不足で

[東京 10日 ロイター] - 内閣府が10日に発表した4月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIは49.0で横ばいを示す50の水準を4カ月連続で下回った。前月比で0.1ポイントの上昇にとどまり、ほぼ横ばいの動きとなった。企業動向関連が上昇したものの、家計動向関連は50を下回る水準で横ばい、雇用関連は低下が続いている。

 5月10日、内閣府が発表した4月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIは49.0で横ばいを示す50の水準を4カ月連続で下回った。前月比で0.1ポイントの上昇にとどまり、ほぼ横ばいの動きとなった。写真は都内で昨年5月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

家計動向では、好天が寄与してテーマパークの来園者数増加や春物野菜の売れ行きが好調といったプラス面もあるが、「食料品などの生活関連の値上げが相次ぎ、財布のひもがより一層固くなりつつある」(近畿・一般レストラン)などと先行きを不安視する声もある。

企業関連では「東京オリンピックに向けて光学業界の新製品投入が活発になっている」(東北・金属製品製造業)、「電子商取引の荷物が伸びており、小口商店からはウェブ関連の受注が増加するなど物流が変化している」(中国・輸送業)などの前向きの動きがうかがえる。

一方、雇用関連では人手不足が足を引っ張っている。「人がどんどん採用できなくなってきている。人手不足が理由で事業縮小を考えているところも出てきた」(東海・新聞社求人広告)との声がある。

逆に「人材の能力向上の必要性などが強く求められているため、コンサルタントや人材採用、育成関連の仕事はますます忙しくなり、価格も上がっていく」(近畿・経営コンサルタント)として、今後の追い風になるとの見方もある。

2─3カ月先を見る先行き判断DIは50.1で、前月比0.5ポイント上昇。6カ月ぶりに上昇した。家計関連も春闘の賃上げに加え、夏のボーナスに期待して消費回復を見込む声もある。

中川泉 編集:山川薫  

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below