June 11, 2014 / 11:08 AM / 5 years ago

日豪が潜水艦念頭に共同研究、防衛装備品の協定で実質合意

6月11日、日本とオーストラリアは、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開き、防衛装備品と技術の移転に向けた政府間協定の交渉で実質合意した。写真は握手する日豪の関係閣僚(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 11日 ロイター] - 日本とオーストラリアは11日、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開き、防衛装備品の輸出や共同開発に向けた政府間協定を結ぶことで実質合意した。早期の署名を目指す。オーストラリアは日本の潜水艦技術に関心を示しており、まずは船舶の流体力学分野で共同研究に取り組む。

日本が協定を結ぶのは米国と英国に続いて3カ国目。アジア太平洋地域で中国が軍備増強を進める中、日本は防衛装備品の共同開発などを通じ、友好国との間で安全保障面の関係を強化したい考え。

4閣僚は協議後に共同会見し、岸田文雄外相は「日豪間の安全保障面の協力を特別な関係に引き上げる観点から、4閣僚で率直な意見交換を行い、多くの成果を残すことができた」と語った。

両国は今後、協定の早期署名に向けて作業する。第1号の案件として、船舶の流体力学分野の共同研究に取り組む。小野寺五典防衛相は「潜水艦を含めたいかなる種類の船舶にも応用可能な技術になる」と説明。来年度の事業開始に向け、研究内容を具体化していく。

ディーゼルエンジンが推進力の潜水艦6隻を配備するオーストラリアは、2030年代初めまでに代替を計画。長い海岸線の警戒活動を強化するため、現在の「コリンズ級」より大型の排水量4000トンクラスを導入する予定で、技術支援先を探している。

ジョンストン豪国防相は、フランスやドイツ、米国、英国とも協議していると述べる一方、「非原子力の潜水艦で日本製はたいへん質が高い」と語り、日本の技術支援に期待を示した。

このほか両国は、自衛隊とオーストラリア軍の共同訓練や、人道支援・災害救援、海洋での安全保障などで関係を強化していくことで一致した。

*内容を追加して再送します。

久保信博 編集:田巻一彦

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