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ベラルーシ領空回避を勧告、強制着陸「強く非難」=加藤官房長官

 6月10日、加藤勝信官房長官は、ベラルーシが先月23日に民間航空機を強制着陸させ、搭乗していたジャーナリストを拘束したことを受け、日本の航空各社にベラルーシ領空通過の回避を勧告する安全情報を発出したことを明らかにした。2020年9月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 10日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は10日、ベラルーシが先月23日に民間航空機を強制着陸させ、搭乗していたジャーナリストを拘束したことを受け、日本の航空各社にベラルーシ領空通過の回避を勧告する安全情報を発出したことを明らかにした。「搭乗していた特定の乗客の恣意的な拘束を強く非難し、拘束されたジャーナリストの即時釈放を求める」との考えも重ねて述べた。同日午前の記者会見で語った。

加藤官房長官は強制着陸について「ベラルーシは非を認めておらず、今後同様の事案の発生の恐れが排除されない」と指摘。主要7カ国(G7)外相がベラルーシ側の責任が果たされることを促すことで一致したことを踏まえ、「ベラルーシの航空会社がチャーター便を含め我が国への乗り入れを希望しても認めない。ベラルーシ当局との間で航空路線開設に関するいかなる合意も行わないことにした」と述べた。

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