July 22, 2020 / 3:35 AM / 14 days ago

東京の感染者1万人超 小池氏「第2波の心構えで警戒を」

[東京 22日 ロイター] - 東京都で22日、新たに238人の新型コロナウイルス感染が確認され、都内の感染者が累計で1万人を超えた。小池百合子知事は「第2波という心構えをもって一層警戒する必要がある」と警戒感を示した。大阪府でもこの日、新規感染者が121人と過去最多を更新。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会では、8月以降のイベント参加人数制限についてこれまでの緩和方針を変更、8月末まで現在の制限を維持する方針が示された。

 東京都で22日、新たに238人の新型コロナウイルス感染が確認された。都内での感染確認はこの結果、累計で1万人を超えた。都内で7月16日撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

こうしたなか、政府の観光支援策「Go To トラベル」がこの日からスタート。安倍晋三首相は、慎重に経済活動を再開する方針に変わりないと語った。

<東京都の警戒高まる、大阪も過去最多>

東京都の小池百合子知事は22日、新たに238人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと明らかにした。都内の感染者は累計で1万0054人と1万人を超えた。

小池知事は夕方の会見で、「第2波の心構えをもってより一層の警戒をする必要がある」との認識を示し、4連休を控え、都民に「できるだけ外出を控えていただきたい」と呼びかけた。

東京都がこの日開催したモニタリング会議では、感染が中高年層に拡大しているとして、感染状況のレベルを引き続き最も深刻な「感染が拡大している」とした。医療提供体制については、何とか「体制強化が必要であると思われる」との評価を維持したが、杏林大学の山口芳裕教授は、政府が医療提供体制は逼迫していないと発信していることに違和感を表明。「とても医療提供体制が逼迫していないとは申し上げられない」と述べた。

大阪府でもこの日、感染者が120人を超え、過去最多となった。吉村洋文知事は感染者の数だけ見れば第2波に入っているとの認識を示した。

<大規模イベント、人数制限の緩和見送り>

政府は22日午後、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開いた。終了後、西村康稔経済再生担当相は8月1日以降のイベント開催について、現在の制限を8月末まで維持するとの認識で専門家と一致したと明らかにした。

現在、プロスポーツやコンサートなどのイベント開催に際しては屋外は入場者数を5000人以内、また屋内については5000人以内か収容人数の50%以内の少ない方にとどめるよう制限している。従来は、8月1日からこの制限を緩和し、5000人の上限を撤廃する予定だった。

<「Go To」スタート、経済活動再開の方針変わらず>

一方、政府が導入した観光支援策「Go To トラベル」はこの日からスタート。安倍首相は「国民の協力をいただきながら、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりない」と語った。

菅義偉官房長官も「感染リスクをゼロにすることはできない。感染リスクをコントロールしながら経済活動のレベルを引き上げていく」と、これまでの姿勢を維持する考えを示した。菅官房長官は「医療提供体制は逼迫していない」との認識も改めて示した。

*内容を追加しました。

石田仁志 編集:田中志保

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