December 20, 2019 / 1:31 AM / 7 months ago

日本の20年度国債発行総額153.5兆円、6年ぶりプラス

 12月20日、財務省は2020年度の国債発行計画を発表した。写真は財務省の正面玄関。2011年8月、東京で撮影(2019年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 20日 ロイター] - 財務省は20日、2020年度の国債発行計画を発表した。発行総額は2019年度当初計画より4.7兆円多い153.5兆円となり、6年ぶりに増加した。新規国債発行額は減少するが借換債が増えるため。

市場関係者が注目する、機関投資家に通常の入札で発行する「カレンダーベース市中発行額」の総額は19年度当初に比べて0.6兆円減の128.8兆円と7年連続の減額。

40年債の発行を増やす一方、市場の需要に応じて追加発行する「流動性供給」を2006年度の導入以降で初めて抑制する。

一般会計予算の財源不足を補う新規国債発行額は、19年度当初比0.1兆円減の32.6兆円。税収など含めた一般会計の歳入全体の国債発行の割合を示す国債依存度は31.7%と前年度の32.2%から低下した。

20年度の発行総額の内訳は、借換債が108兆円、財政投融資のための財投債が12兆円、東日本大震災の復興財源などに充てる復興債が0.9兆円。

新規国債の発行額の内訳は、建設国債が1580億円増の7兆1100億円、赤字国債が2623億円減の25兆4462億円。

減額対象とする流動性供給は5年超15.5年以下のゾーンで、ほかのゾーンも併せた年度発行額は当初比1.2兆円減の11.4兆円となる。減額余地があるとする市場の意見を反映した。

40年債の発行は3年ぶりに増やす。当初比では0.6兆円の増額とし、年度発行額を3.0兆円とする方針だ。40年債以外のすべての利付国債と1年割引短期国債、10年物価連動債の発行額は、今回の計画では変更しない。

市場参加者との意見交換を踏まえ、市場環境や発行状況に応じて、年度後半の発行額を変更する可能性があるとの方針を初めて示した。年度前半に過大に発行したと判断する場合、後半に機動的に減額することが可能になる。

竹本能文 編集:内田慎一

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