[東京 7日 ロイター] - 岸田文雄首相は7日、経済財政諮問会議と新しい資本主義実現会議の合同会議であいさつし、国家安全保障の最終的な担保となる防衛力を5年以内に抜本的に強化すると表明した。
首相は、日本を巡る安全保障環境は一層厳しさを増しており、自らを守り抜く安全保障体制の整備を加速する必要があると述べた。
その上で、先日の日米首脳会談で、防衛費の相当な増額を確保する決意を示したことにバイデン大統領から強い支持を得たと説明。日本を守り抜く防衛力の構築に向けて様々な取り組みを積み上げ、裏付けとなる予算をしっかり確保していくと述べた。その際、「内容、金額、財源の3点セットで議論を行っていく」と語った。
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