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五輪は新たな変異株生む可能性、中止求める=全国医師ユニオン

勤務医の労働組合である全国医師ユニオンの植山直人代表は27日、日本外国特派員協会の記者会見で、新型コロナウイルスとの闘いを妨害することになりかねないとして、東京オリンピック・パラリンピック大会を中止するよう訴えた。資料写真、横浜市内の病院、25日撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 勤務医の労働組合である全国医師ユニオンの植山直人代表は27日、日本外国特派員協会の記者会見で、新型コロナウイルスとの闘いを妨害することになりかねないとして、東京オリンピック・パラリンピック大会を中止するよう訴えた。

植山氏は、約200カ国から数万人が集まるイベントを7月に東京で開催すれば「全く新しい変異株ができる可能性が否定できない」とし、「東日本大震災からの復興を象徴するはずだったオリンピックが、新たな災害を生みかねない」と懸念を示した。

同ユニオンは13日に、菅義偉首相に対し大会中止を求める要請書を提出している。

国際オリンピック委員会(IOC)幹部が、東京が緊急事態宣言下にあっても開催すると述べたことについて植山氏は「日本人は怒りを感じているし、医療従事者はもっと大きな怒りを感じている」と述べた。

五輪大会が中止される現実的なシナリオとしては、今秋の衆院選を前に、開催に反対する世論を重視した与党の政治家が声を上げて政府に働きかけること、あるいは、世界各国の選手団が感染を恐れて大会参加をボイコットすることが考えられるとした。

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