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「骨太」骨子案、グリーンやDXに重点 経済成長のエンジンに

 5月16日、政府は経済財政諮問会議で、経済財政運営と改革の基本方針「骨太方針」の骨子案を提示し、人、科学技術・イノベーション、スタートアップ、グリーントランスフォーメーション(GX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)を重点的に投資する項目として挙げた。都内で2021年6月撮影(2022年 ロイター/Pawel Kopczynski)

[東京 16日 ロイター] - 政府は16日の経済財政諮問会議で、経済財政運営と改革の基本方針「骨太方針」の骨子案を提示し、グリーントランスフォーメーション(GX)やデジタルトランスフォーメーション(DX)などに重点的に投資を行い、経済成長のエンジンとしていく方針を示した。岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の実現を目指す。

骨子案はこのほか、人、科学技術・イノベーション、スタートアップも投資の重点項目に挙げた。

少子化対策や地域活性化などの社会課題の解決に向けた取り組み、経済安全保障や外交・安全保障の強化、国際環境における変化への対応も盛り込んだ。「中長期の視点に立った持続可能な経済財政運営」、「持続可能な社会保障制度の構築」も明記した。

<マクロ経済運営、首相「日銀とも意思疎通を密に」>

同会議で有識者らは、マクロ経済運営において「機動的な財政政策、大胆な金融政策のもと適切な実行を図るとともに、構造変化をけん引しつつ成長と分配の好循環を拡大」していくことの必要性を求めた。

岸田首相は会議終了前にあいさつし、ウクライナ情勢の影響を含めて世界経済の不確実性が増している中、「日銀とも意思疎通を密にして臨機応変に万全の対応を行い、コロナ禍からの経済回復を確かなものとしていく」と述べた。

政府は骨子案をもとに議論を進め、6月中に骨太方針の閣議決定を目指す方針。首相は山際大志郎経済再生相に、関係各省や与党と調整して取りまとめの作業を進めるよう指示した。

(金子かおり、杉山健太郎 編集:田中志保)

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