October 7, 2019 / 8:03 AM / 15 days ago

景気動向一致指数、8月は「悪化」 先行指数も09年来の低水準

 10月7日、内閣府が公表した8月の景気動向指数速報によると、指標として注目されている一致指数は99.3となり前月から0.4ポイント低下した。写真は5月に東京の港で撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日に公表した8月の景気動向指数速報によると、指標として注目されている一致指数は99.3となり前月から0.4ポイント低下した。鉄鋼や自動車などの生産減が響き、指数は2016年9月以来の低水準となった。基調判断は従来の「下げ止まり」から「悪化」に下方修正された。

景気の先行きを示すとされる先行指数も、91.7と2009年11月以来の低水準。10月から消費税が引き上げられたが、各種経済指標が悪化している姿が浮き彫りとなり、毎月の月例経済報告で「緩やかな回復」との見解を維持してきた政府の判断も注目されそうだ。

一致指数は、現時点で最新データが得られている7つの経済指標のうち4指標が悪化した。

鉄鋼や非鉄、自動車の出荷・生産減少で鉱工業生産財出荷指数や鉱工業生産指数が低下したほか、卸売り販売額も低下した。有効求人倍率は前月比で横ばいだったが、指数にはマイナスで寄与した。

このため、一致指数から内閣府が機械的に決める基調判断は「悪化」に引き下げられた。基調判断の「悪化」は、4月以来4カ月ぶり。

先行指数は、最新データが得られている9つの経済指標のうち7指標が悪化し、前月比で2.0ポイントと大幅に低下した。前月比でのマイナス幅は2014年4月以来の大きさ。

鉱工業生産財在庫率指数が拡大したことや、新設住宅着工床面積の減少、消費者態度指数の悪化、日経商品指数の下落、東証株価指数、中小企業売り上げ見通しなどが悪化が影響した。

竹本能文 グラフ作成:青山敦子 編集:田中志保

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