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日本の格付け「A+/A-1」据え置き、見通しは安定的=S&P

 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは4月21日、日本のソブリン債格付けを「A+/A─1」に据え置いた。大幅な経常黒字や、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)から国内経済が緩やかに回復する見通しが理由。2020年12月、都内で撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 21日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは21日、日本のソブリン債格付けを「A+/A─1」に据え置いた。大幅な経常黒字や、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)から国内経済が緩やかに回復する見通しが理由。

格付け見通しも「安定的」で維持した。S&Pは、日本経済が今後4年間に平均約1.8%の名目成長率を達成するとみている。

「日本の格付けは、強い対外ポジション、豊かで多様な経済、政治的安定、高水準の貯蓄を持つ金融システムを反映している」とした。

一方で、「これらの要因を相殺しているのは、高齢化と長期にわたる低インフレを背景に悪化した非常に脆弱な財政状況だ」と指摘した。

また、日本経済は「深刻な長期的ダメージを受けることなく」新型コロナのパンデミックに対処しているとし、雇用市場の底堅さに言及。「パンデミックの収束に伴い、雇用は比較的早期に」回復する見込みだとした。

日本の成長率が他の主要国を持続的に下回り、デフレ再燃により財政の健全性が長期的に圧迫された場合は格下げする可能性があるとする一方、財政再建への取り組みが予想を大幅に上回るペースで進んだ場合は、格上げする可能性があるとした。

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