[ロンドン 9日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのアナリストは、ドル/円の見通しを上方修正した。「米利上げサイクルが当初の予想よりも持続する」との見方を反映した。
3カ月後の見通しは155円(従来予想は150円)、6カ月後は155円(同135円)、12カ月後は140円(同125円)にそれぞれ引き上げた。
日銀が超低金利政策を維持していることから日米の金利格差が拡大しており、円はとりわけ米国の金利動向の影響を受けやすくなっている。
年初来の下落率は20%超と今年最悪のパフォーマンスを記録している主要通貨の一つで、9月には当局が円安に歯止めをかけるため1998年以来の為替介入を実施する事態となった。
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