July 30, 2019 / 6:44 AM / 19 days ago

ドル108円半ば、英ポンドが1月円急騰時の水準下回る

[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の108円半ば。英ポンド/円が1月の円急騰時につけた安値を下回り、円は対主要通貨で初めて1月高値を突破した。日銀が現行政策を維持したことも、円高圧力を強めた。

 7月30日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の108円半ば。英ポンド/円が1月の円急騰時につけた安値を下回り、円は対主要通貨で初めて1月高値を突破した。日銀が現行政策を維持したことも、円高圧力を強めた。写真は2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

この日目立ったのはポンドの動き。ジョンソン新首相の就任で合意なき欧州連合(EU)離脱リスクが急速に高まってきたとして、海外市場で強まったポンド売り地合いが継続。一時131円半ばと1月3日の安値を割り込み、16年11月以来2年8カ月ぶり安値をつけた。

1月3日は国内勢が不在の中、システム売買や一部短期筋の仕掛け売買などをきっかけに円が瞬間的に急騰、全面高となった。現在ドルは108円、ユーロは120円、豪ドルは74円台で、対主要通貨で円がその際につけた高値を上抜けたのは、ポンドが初めて。

市場では、ポンドがすでに対ドルで2年4カ月ぶり、対ユーロで1年10カ月ぶり安値を更新していただけに「出遅れ感のあった対円でも最近のレンジを突破する可能性が高く、一段安が見込みやすかった」(外銀)との声が出ていた。

<日銀声明に「ちゅうちょなく緩和」追記>

日銀はきょうの決定会合で金融政策の現状維持を決定した。発表直後の円相場は売買が交錯してもみあいとなったが、取引再開後の日経平均が下げ幅を拡大すると、108.57円まで小幅円高に振れた。

市場では、日銀が今回の声明に「先行き、『物価安定の目標』に向けたモメンタムが損なわれる恐れが高まる場合には、ちゅうちょなく、追加的な金融緩和措置を講じる」と追記したことが関心を呼んでいる。

現行の低金利政策を維持する期間は「少なくとも2020年春頃まで」で据え置いたが、追加緩和の可能性を明言したことで「フォワードガイダンスを強化し、緩和バイアスへ転じた」(BNPパリバ証券チーフエコノミストの河野龍太郎氏)とする声もあった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.61/63 1.1131/35 120.91/95

午前9時現在 108.84/86 1.1140/44 121.28/32

NY午後5時 108.77/80 1.1144/45 121.22/26

為替マーケットチーム

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