August 6, 2019 / 6:48 AM / in a month

ドル一時107円台、米中対立に緩和期待

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からドル高/円安の106円後半。米国が中国を為替操作国に認定したことでドルは朝方に1月以来の安値を更新したが、中国が人民元の基準値を元高水準に設定し通貨戦争は回避されるとの期待が高まり、午後には一転107円台まで切り返した。

 8月6日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からドル高/円安の106円後半。米国が中国を為替操作国に認定したことでドルは朝方に1月以来の安値を更新したが、中国が人民元の基準値を元高水準に設定し通貨戦争は回避されるとの期待が高まり、午後には一転107円台まで切り返した。写真は2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

ドル/円は上下に激しい値動きとなった。早朝に米財務省が中国を為替操作国に認定したと発表すると、リスク回避の円買いが強まる形で一時105.52円まで下落。1月の円急騰時以来の安値を更新した。[nL4N2514WH]

午前10時過ぎ、中国人民銀行(中央銀行)がきょうの人民元の対ドル基準値を1ドル=6.9683元と市場予想より元高水準に設定し、継続的な元安誘導はないことが明らかになると、円は反落。ドルは106円前半へ切り返した。

市場予想より元高水準での基準値決定は「元安を抑制したいとのシグナル」(ウエストパック)と受け止められた。人民銀が香港で人民元建て債券300億元を発行すると発表したことも、元安に歯止めをかけるのが狙いがあるとみられている。

午後に入り、アジア市場で取引されている米株先物がプラス圏へ浮上。ダウ先物も朝方の安値から700ドル近く切り返すと、ドル買い/円売りはさらに勢いづいた。ドルを売り込んだ短期筋のストップロスを相次ぎ巻き込み、107.11円までさらに上昇した。

市場では「ドル/円の下値で一部の国内大手投資家がまとまった買いに動いたことが、短期筋の買い戻しを誘引した」(トレーダー)との声も出ていた。

米金利がアジア市場の取引で急速に切り返したことも、ドル買いにつながったという。10年債利回りは午前につけた3年ぶり低水準の1.67%から1.77%まで上昇した。中国が米国債を売却したのではないかとの思惑も出回っていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 106.66/68 1.1195/99 119.43/47

午前9時現在 105.59/61 1.1240/44 118.70/74

NY午後5時 105.94/97 1.1202/03 118.68/72

為替マーケットチーム

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