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原子力含めあらゆるエネルギー源を活用、安定確保のため=岸田首相

 4月12日、岸田文雄首相(写真)は衆議院本会議で、安定的にエネルギーを確保するために、原子力を含めあらゆるエネルギー源を活用していくとの認識を示した。写真は8日、首相官邸で代表撮影(2022年 ロイター)

[東京 12日 ロイター] - 岸田文雄首相は12日、衆議院本会議で、安定的にエネルギーを確保するために、原子力を含めあらゆるエネルギー源を活用していくとの認識を示した。立憲民主党無所属の末松義規議員の質問に対する答弁。

岸田首相は「資源の乏しい我が国としては、安全保障体制と事業者規制の両面から原子力発電所の安全を確保した上で、安価で安定したエネルギーを確保するため、原子力を含め、あらゆるエネルギー源を活用していく」と述べた。

末松議員は、ロシアがウクライナの原発を攻撃したことを受け、安全保障の観点からいまこそ原発廃止政策を進めていくべき時ではないかと質問。これに対し岸田首相は、原発へのミサイルによる武力攻撃にはイージス艦やPAC3で対応するほか、事態対処法や国民保護法等の枠組みの下で原子力施設の使用停止命令、住民避難等の措置を準備していると答えた。その上で「日米同盟の抑止力対処力を強化し、我が国に対する武力攻撃が発生しないようしっかりと取り組んでいくことが重要」と述べた。

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