[東京 15日 ロイター] - 経済産業省が15日発表した3月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は105.0(2010年平均=100.0)で、前月比0.3%低下した。
11業種中、低下方向に影響したのは7業種。「金融業、保険業」は金融商品取引業、商品先物取引業、流通業務が減少したことから3.2%低下した。「情報通信業」はソフトウェアプロダクト、情報処理・提供サービス業が減少し1.3%の低下。「電気・ガス・熱供給・水道業」は電気業の減少で4.7%低下。「生活娯楽関連サービス」は0.3%、「不動産業」は0.4%、「小売業」は0.3%、「医療、福祉」は0.1%、それぞれ低下した。
一方、4業種が上昇方向に影響した。「事業者向け関連サービス」は機械設計業、土木・建築サービス業が増加したことから2.7%上昇した。「卸売業」は建築材料、鉱物・金属材料卸売業などが増加したことから0.8%上昇した。「運輸業、郵便業」は、0.3%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.3%、それぞれ上昇した。