[東京 16日 ロイター] - 任天堂7974.Tは16日、映像事業を強化する方針を明らかにした。人気キャラクターを使い、映画やビデオなどを制作。IP(知的財産)を有効活用するとともに、ゲームへの間口を広げることで、ゲーム人口の拡大をめざす。
広報担当者が明らかにした。
すでに複数の制作会社と交渉中で、数年以内に第1作目の完成をめざす。同社は「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などで人気キャラクターを抱えており、これまでもライセンス供与などで映画に関わってきた。今後は直接制作に乗り出すことで、収益を確保するとともに、本業のゲームへの呼び水にしたい考えだ。
志田義寧
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