January 30, 2020 / 6:47 AM / 18 days ago

日経平均は大幅反落、2万3000円割れ 新型肺炎への懸念広がる

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落。引き続き新型肺炎に対する警戒感が強いほか、円高に振れた為替相場も嫌気された。さらに、SCREENホールディングス(7735.T)の下方修正によって、企業業績に対する不安感も台頭。全体的に売り優勢の展開となり、日経平均は心理的節目の2万3000円を割り込んだ。

 1月30日、東京株式市場で日経平均は大幅反落。写真は東京株式市場で昨年1月撮影(2020年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

前日の米国株式市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明にほとんど反応を示さなかったが、パウエルFRB議長の会見を受け、徐々に値を消す展開となった。FRBは、予想通りフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを決定。パウエル議長は、見通しは引き続き不透明だと指摘し、中国を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大に言及した。

日経平均は前日比94円82銭安でスタートし、その後も下げ幅を拡大した。一時486円45銭安い2万2892円95銭まで下落し、2019年11月21日以来の水準となった。新型肺炎拡大への懸念は依然として意識され、香港ハンセン指数.HSIが大幅安となったことで、海外投資家のリスクオフムードが強まった。

市場からは「前日の米国株式市場は引け味が良くなかったため、今晩一段安になることが懸念される。それに加えて、きょう世界保健機関(WHO)が緊急会合を開くことから、緊急事態と判断する可能性が出てきた。状況がさらに悪化するという見方がある」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との声が出ていた。

TOPIXも大幅反落。東証33業種別では、証券業以外の32業種が値下がり。中でも電気機器、ガラス・土石製品、機械、精密機器などが値下がり率上位となった。

個別では、SCREENホールディングスが29日に発表した下方修正が嫌気されストップ安。トヨタ自動車(7203.T)など主力の輸出関連株も総じて安い展開となった。「SCREENホールディングスの下方修正により、業績が向上すると思われた景気敏感セクターに対して疑念が生じた」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)という。一方、ファナック(6954.T)は上方修正が好感され逆行高となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが296銘柄に対し、値下がりが1819銘柄、変わらずが40銘柄だった。

日経平均.N225

終値      22977.75 -401.65

寄り付き    23284.58

安値/高値   22,892.95─23,318.57

TOPIX.TOPX

終値       1674.77 -25.18

寄り付き     1693.65

安値/高値    1,667.30─1,695.79

東証出来高(万株) 136771

東証売買代金(億円) 25135.03

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