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東宝、今期営業利益予想の公表見送り 新型コロナで先読めず

[東京 14日 ロイター] - 東宝9602.Tは14日、2021年2月期の営業利益予想の公表を見送った。新型コロナウイルス感染拡大の影響を算定するのは困難であると判断したため。年間配当は35円となる見通し。

新型コロナの感染拡大は、主力の映画事業に大きな影響を及ぼしている。外出自粛ムードで客足が伸び悩んだことに加え、3月28日、29日には東京都・神奈川県・埼玉県の劇場で営業を休止したことで、東宝グループ館の3月の興行収入は前年同月比60%減にまで落ち込んだ。

TOHOシネマズは8日から、政府が発令した緊急事態宣言の対象都府県にある全劇場を営業休止している。新作映画の公開延期も相次いでおり、厳しい経営環境が続くことが懸念される。

20年2月期の連結営業利益は、前年比17.5%増の529億となり過去最高値を更新した。市場予想は517億円だった。映画事業では、同社配給作品の「天気の子」が大ヒットしたことや定番アニメシリーズなどが好調だった。不動産事業でも、保有する賃貸物件が堅調に稼働したことが増益につながった。

新田裕貴

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