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経常収支3月は1兆9710億円の黒字、貿易黒字の縮小が重し=財務省

[東京 13日 ロイター] - 財務省が13日発表した国際収支状況速報によると、3月の経常収支は1兆9710億円の黒字となった。輸出が輸入より大きく落ち込んだことで貿易収支の黒字幅が縮小し、経常黒字は前年同月に比べて9330億円縮小した。2019年度の経常収支は19兆7615億円の黒字。前年比2767億円黒字幅が拡大。サービス収支の赤字幅縮小が寄与した。

 財務省が5月13日発表した国際収支状況速報によると、3月の経常収支は1兆9710億円の黒字となった。輸出が輸入より大きく落ち込んだことで貿易収支の黒字幅が縮小した。写真は東京の港湾で2017年1月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

経常黒字は69カ月連続となったが、3月の黒字幅はロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値2兆2106億円程度より小さかった。

貿易・サービス収支は1751億円の黒字だった。貿易収支の黒字額は前年同月比5933億円減の1031億円。米国向けの自動車などが落ち込み、輸出は同12.2%減となった。輸入は同4.2%減。

旅行収支は245億円の黒字にとどまり、黒字幅は同86.6%減となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅に落ち込んだ。

第1次所得収支は2兆0609億円の黒字で、黒字幅は前年同月比866億円減。日本の親会社が海外の子会社から受け取る配当が減少したことが重しとなった。第2次所得収支は2649億円の赤字だった。

<19年度、サービス収支の赤字額が過去最少>

19年度のサービス収支の赤字は4142億円で過去最少。輸送収支の赤字幅縮小がサービス収支の改善につながった。財務省幹部は、新型コロナの感染拡大により、海上貨物の支払いや航空旅客の支払いが減少したことが影響したと説明している。

サービス収支のうち、旅行収支は2兆4518億円の黒字となり、黒字幅は過去最高となった。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

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和田崇彦

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