April 24, 2019 / 8:13 AM / a month ago

新規投資1兆円、償還減で18年度の半分に=かんぽ生命運用計画

[東京 24日 ロイター] - かんぽ生命(7181.T)が24日公表した2019年度運用計画では、国債などからの償還が減少し、新規投資額が1兆円程度と18年度の2兆円の半分になる見通しだ。新規投資額の半分以上は円金利資産に振り向ける。運用収益向上のため、ヘッジ外債やオルタナティブ投資を増やす一方、内外景気の先行き不透明感からオープン外債や株式は横ばいを見込む。

 4月24日、かんぽ生命が公表した2019年度運用計画では、国債などからの償還が減少し、新規投資額が1兆円程度と18年度の2兆円の半分になる見通しだ。写真は都内で2015年11月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

<円金利資産>

新規投資額の半分以上は円金利資産に振り向けるが、デュレーションを維持する程度にとどめ、残高は減少する見通し。国債の利回り上昇局面では、追加投資など機動的に対応する。浅井重明・運用企画部長は「金利の状況を見ながら、30年国債なら1%前後になったら相当真剣に検討する。20年国債も、1%程度になったらぜひ買いたい」と述べた。

<ヘッジ外債・オルタナティブ>

円金利資産に次いで大きい投資額を見込むのはヘッジ外債とオルタナティブ。双方の投資規模は同程度の見通し。

ヘッジ外債は、米国の社債を中心に積み増す。ユーロ圏の投資対象については「北欧の国際機関などのスプレッドを取りながら、少しでも利回りを積み増すような取り組みを継続している」(福嶋亮介・運用企画部担当部長)とした。海外の金利水準、ヘッジコスト、国内の金利水準次第では速やかに残高を調整する。

オルタナティブ投資は18年度、JPインベストメントを通じたPE投資や海外不動産への投資開始などで残高が増えた。19年度も残高増を見込む。

<不透明感からリスクテークは慎重に>

内外景気の先行き不透明感から、これまで以上に市場環境を注視し、慎重にリスクテークする。オープン外債、国内株式、外国株式はいずれも横ばい見通し。

調整局面では積み増す。浅井運用企画部長はオープン外債について「為替レートが予想レンジの下限を下回ったあたりで機動的に検討していく」と述べた。

*2019年度の相場見通し

日本国債10年物利回り ▼0.25―0.25%(年度末0.0%)

米10年国債利回り   2.2─2.7%(同2.5%)

日経平均        1万8000─2万2000円(同2万円)

米ダウ         2万2000─2万6000ドル(同2万4000ドル)

ドル/円        100―115円(同108円)

ユーロ/円       110―130円(同120円)

和田崇彦

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