July 29, 2014 / 1:12 AM / 5 years ago

失業率6月は3.7%に悪化、有効求人倍率は22年ぶり高水準

[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は3.7%で、5月(3.5%)から悪化した。失業率の上昇は昨年8月以来、10カ月ぶり。ただ、今回の失業率上昇は自発的離職や新規求職の増加など、新たに労働市場に参入する動きに伴うもので、総務省では「雇用情勢は引き続き持ち直しの動き」と判断している。

 7月29日、総務省が発表した6月の完全失業率(季節調整値)は3.7%で、5月(3.5%)から悪化した。2012年3月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.5%が予想されていた。

一方、厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.10倍。1992年6月以来、22年ぶりの高水準となった。

<女性の労働市場参入続く、15─64歳の就業率は過去最高>

6月の季節調整値でみた就業者数は前月と同じ6359万人だった。うち男性の就業者数が20万人減、女性の就業者数が20万人増となるなど、景気回復を背景に新たに職を求める女性が増加した。この結果、15歳から64歳の女性の就業率は64.0%に上昇、2カ月連続で過去最高を更新した。

ただ、男性の就業者数が減少するなど、「今後の動きは注視する必要がある」(総務省)としている。

雇用形態別でみると、非正規の職員・従業員の割合は36.8%で、5月の36.6%から上昇した。

<有効求人倍率1.10倍、92年6月以来>

厚生労働省によると、6月の有効求人倍率は1.10倍に上昇。景気回復による一部業種の人手不足などを反映して、1992年6月以来22年ぶりの高水準となった。ロイターの事前予測調査は1.09倍だった。

有効求人数は前月比0.3%増で、有効求職者数は同0.1%減。新規求人倍率は1.67倍で前月から上昇した。

*内容を追加しました。

石田仁志

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