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J&J、米・カナダでタルク使ったベビーパウダー販売中止へ

[19日 ロイター] - 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)JNJ.Nは19日、米国とカナダでタルク(滑石)を原料とするベビーパウダーの販売を中止すると発表した。新型コロナウイルス流行に伴う製品ポートフォリオ見直しの一環だとした。

J&Jは今後数カ月かけてベビーパウダーの販売を縮小していくが、小売店はすでにある在庫の販売を続けるという。

ベビーパウダーなど、タルクを原料とする同社製品に発がん性のあるアスベストが混入していたとして、消費者が起こした裁判は1万6000件を超える。[nL3N2733W3]

J&Jは昨年10月、米食品医薬品局(FDA)が先に検査し、微量のアスベストが検出されていたベビーパウダーのボトルについて、第三者の研究所2カ所が新たに15の検査を実施したところ、アスベストは検出されなかったと発表した。[nL3N27E5O1]

J&Jは19日の声明で「タルクを原料とする当社のベビーパウダーの北米地域における需要は、主に消費者の習慣の変化によって減っており、同製品の安全性を巡る誤った情報や相次ぐ訴訟も需要の減少を助長している」と明らかにした。

同社は声明で、タルクを原料とするベビーパウダーの安全性については「何十年にもわたる科学的な研究」を基に「引き続き揺るぎない自信を持っている」と表明。

「この商品が安全であることを今後も積極的に主張し、商品と当社に対する根拠のない主張に法廷で反論していく」とし「当社の主張を退けた陪審評決のうち、上訴審で審理されたものは、すべて覆されている」と述べた。

*内容を追加しました。

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