December 18, 2018 / 3:00 AM / a month ago

米J&J、ベビーパウダー巡るロイター報道に反論 正当性主張

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米医薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)は、同社製ベビーパウダーへのアスベスト混入を知りながら隠ぺいしていたとのロイターの報道を巡り、波紋が広がっていることを受け、最高経営責任者(CEO)のテレビインタビューや、自社の製品・慣行について正当性を主張する新聞広告を展開するなど事態の収拾に動いている。

 12月17日、米医薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、同社製ベビーパウダーへのアスベスト混入を知りながら隠ぺいしていたとのロイターの報道を巡り、波紋が広がっていることを受け、最高経営責任者(CEO)のテレビインタビューや、自社の製品・慣行について正当性を主張する新聞広告を展開するなど事態の収拾に動いている。写真は同社のベビーパウダー。ニューヨークで2016年2月撮影(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)

ロイターは14日、J&Jが少なくとも1970年代から同社のベビーパウダーに発がん性があるアスベストが混入していた試験結果を知りながら隠した疑いがあると報じた。

これを受けてJ&Jの株価は14日の取引で10%急落、時価総額約400億ドルが吹き飛んだ。同社株は17日も3%近く下落した。

アレックス・ゴースキー最高経営責任者(CEO)は17日夜のCNBCの番組「マッド・マネー」に出演し、J&Jの正当性を主張。「J&Jが(パウダーの原料となる)タルクの安全性に関して把握していた、あるいは情報を隠していたとの主張は間違っている」と訴えた。

また同社はこの日、自社のタルクが安全であることを示す科学的証拠があると主張する広告を米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)やウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などに掲載した。

17日は最大50億ドルの自社株買いも発表している。

J&Jは同社のウェブサイトに投稿したタルクに関する説明文やゴースキーCEOの動画でもロイターの報道に反論した。

一方、ロイターの広報担当者は17日、自社の報道内容を堅持する姿勢を示した。

ロイターの報道はタルク自体が卵巣がんを引き起こすかどうかについては断定していない。

カナダ政府は今月、タルクへのエクスポージャーと卵巣がんに「一貫した、統計的に有意な関連性」が見つかったとする報告案を公表した。同報告案によると、タルクは有害物質の基準を満たすという。

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