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米J&J、ニューハンプシャー州と4050万ドルでオピオイド訴訟和解

全米にまん延した医療用麻薬「オピオイド」中毒を巡り、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1日、訴えを起こしていたニューハンプシャー州に4050万ドルを支払うことで和解した。写真は2021年12月、スイスのツークで撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[1日 ロイター] - 全米にまん延した医療用麻薬「オピオイド」中毒を巡り、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1日、訴えを起こしていたニューハンプシャー州に4050万ドルを支払うことで和解した。7日に裁判所の審理が始まる予定だった。

同州は、今年2月にJ&Jと米医薬品卸売り大手3社が全米規模で和解(J&Jの支払い分は計260億ドル)したオピオイド訴訟には加わっていなかった。単独で提訴する方がJ&J側から払われる金額が大きくなると踏み、2018年に同社とその傘下のヤンセン・ファーマシューティカルズを提訴していた。

クリス・スヌヌ州知事は「この破壊的な商慣行が繰り返されないことを確かにするための前向きな一歩だ」との声明を出した。

J&Jは声明では不正行為を引き続き認めず、オピオイドのマーケティングや販売促進は「適切だ」とも表明した。ワシントン州が単独で起こしたオピオイド訴訟はまだ解決していないことなどに言及し、こうした他の関連訴訟でも不正行為はないことを主張していくとした。ワシントン州の審理も9月に予定されていたが、今は無期限で延期となっている。

ニューハンプシャー州は、J&Jなど2社が医師や患者にオピオイドを積極的に売り込み、慢性的な痛みに用いる場合の中毒性を正確に伝えず、高齢者などのぜい弱な人々を狙って利益を得たと主張していた。

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