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米J&J、通年予想を引き下げ 医療機器は年後半の回復見込む

[14日 ロイター] - 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) は14日、2020年の調整後1株当たり利益を8.95─9.10ドルから7.50─7.90ドルに引き下げた。新型コロナウイルス対応が優先されるため、売上高の30%を占める人工関節事業が停滞するという。

同社は第4・四半期には医療機器事業が回復を見せると予想。新型コロナウイルス感染拡大の影響で後回しとなっていた、人工膝関節置換術など急を要しない手術が再開されると見込んでいる。

ジョセフ・ウォーク最高財務責任者(CFO)は電話会見で、新型ウイルスの影響は残るものの、第3・四半期には業績は安定し始め、年後半には不要不急とされていた医療活動も概ね再開されるとの見通しを示した。

J&Jは、新型コロナウイルスのワクチン候補の臨床試験を9月までに開始する計画。「利益を度外視して」取り組んでいるといい、研究開発費や製造・販売にかかるコストを回収できるような価格設定にはしない方針という。

第1・四半期の純利益は58億ドル(1株当たり2.17ドル)となり、前年同期の37億5000万ドル(同1.39ドル)から増加した。四半期配当は1.01ドルに引き上げた。

第1・四半期の医療機器部門の売上高は8.2%減少し59億3000万ドルとなった。利益率の高い整形外科手術向けや視力矯正用機器の落ち込みが響いた。

コンシューマーヘルス部門の売上高は9.2%増の36億3000万ドル。頭痛薬などが好調だった。

医薬品部門の売上高は8.7%増の111億3000万ドル。

特別項目除く1株当たり利益は2.30ドルで、リフィニティブIBESがまとめたアナリスト予想を0.3ドル上回った。

市場は同社が2020年の業績予想を撤回しなかったことを好感。株価は4.4%高の146.03ドルで引けた。

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