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25年度国債費、金利1%上昇なら30兆円突破=財務省試算で政府筋

 1月19日、財務省が2022年度予算審議に併せて国会に提出する試算で、25年度の国債費を28.8兆円と想定していることが分かった。写真は円紙幣。2011年8月撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 19日 ロイター] - 財務省が2022年度予算審議に併せて国会に提出する試算で、25年度の国債費を28.8兆円と想定していることが分かった。長期金利が1%上昇した場合は利払い費などがかさみ、初めて30兆円を超える姿も示す。複数の政府筋が明らかにした。

名目3%成長を前提とした試算では25年度の一般会計総額が111.6兆円と、過去最大を更新した22年度(107.6兆円)をさらに4兆円上回る。

経済成長に伴う企業業績の回復で25年度税収を72.1兆円、税外収入を5.6兆円と推計しており、実現すれば新規国債の発行額は33.9兆円にとどまる見込みだ。

ただ、累次のコロナ対策で借金が積み上がる現状に、国債費そのものは減らない。22年度国債費(24.3兆円)との比較では4.5兆円の追加負担で、歳出総額を上回る伸びとなる。

予算積算金利1.3%で算出した国債費は、23年度以降に金利がさらに1%上昇すれば25年度に32.5兆円、2%上昇した場合は36.3兆円に膨らみ、公共事業や教育、防衛などの政策経費にまわす余力が低下しかねない。

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