[東京 8日 ロイター] - 8日の東京株式市場で日立金属がしっかり。3月22日に付けた年初来高値1896円を更新した。日立製作所が日立金属株を米投資ファンドのベインキャピタル連合へ売却する方針を固めたとの報道を受け、買いが先行する展開となっている。
日本経済新聞は8日、日立製作所が上場子会社の日立金属を米投資ファンドのベインキャピタルと国内系ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)などの日米ファンド連合に売却する方針を固めたと報じた。売却額は8000億円を超える見通しという。
同紙によると、ベインとJIP、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)の連合が優先交渉権を取得した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」