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JPモルガンが新規住宅ローンの基準引き上げ、コロナ関連リスクに対処

米大手銀行JPモルガン・チェースは、大半の新規住宅ローン契約について融資基準を引き上げる。新型コロナウイルスによる経済的な混乱が同行の貸出債権にもたらすリスクを抑える狙いだ。写真はニューヨーク市の本社。2015年5月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大手銀行JPモルガン・チェースJPM.Nは、大半の新規住宅ローン契約について融資基準を引き上げる。新型コロナウイルスによる経済的な混乱が同行の貸出債権にもたらすリスクを抑える狙いだ。

14日以降、新規の住宅ローンを申請するには最低700のクレジットスコアと、物件価格の20%の頭金が必要になる。JPモルガンは現在の融資基準を明らかにしていないが、米抵当銀行協会(MBA)のデータに基づくと、住宅市場で平均的に求められる頭金は約10%だ。

JPモルガンの住宅金融部門で最高マーケティング責任者を務めるエイミー・ボニタティブス氏は「経済的な不確実性があるので、一時的に融資基準を変更する。これでわれわれが既存の顧客へのサービスにより専念できるようになる」と話した。

実際、新たな融資基準は、およそ400万に上る同行の既存の住宅ローン顧客と、一定の資格を満たす中低所得層の借り手には適用されない。

業界誌によると、JPモルガンの住宅ローン債権は昨年段階で米国第4位の規模。今回の融資基準引き上げにより、新規ローンにおいて借り手が失業や所得減少、住宅価格下落に陥った場合に同行に生じるリスクを軽減できる。また足元で急増するローン借り換えに対応する人員の増強にもつながるという。

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