October 14, 2014 / 3:17 PM / 4 years ago

JPモルガン利益が予想届かず、株価さえず

[14日 ロイター] - 米JPモルガン・チェース(JPM.N)が14日に発表した第3・四半期(7─9月)決算は、トレーディング部門や投資銀行業務の収入増や訴訟費用の減少などを背景に56億ドル(1株当たり1.36ドル)の純利益を計上、前年同期の赤字から黒字に転換した。

 10月14日、JPモルガンの第3・四半期決算は純損益が黒字となった。写真はロンドンの同社で2013年9月撮影(2014年 ロイター/Neil Hall)

ただし利益は市場予想の1株1.38ドルには届かなかった。

午前の米国株式市場で、同社株は約1.5%下落した。

今回の決算は、発表予定の数時間前に、ナスダックOMXが運営するウェブサイト「shareholder.com」に掲載される事態となったが、その後JPモルガンが正式に決算内容を確認した。JPモルガンの広報担当者は、同サイトに「操作ミス」があったと認めたが、詳細について説明しなかった。

前年同期は、和解金の引き当てを含め税引き後ベースで72億ドルの訴訟関連費用を計上したことなどが響き、3億8000万ドルの赤字を計上していた。今回発表された7─9月期の訴訟費用は税引き後で10億ドルに縮小した。

一方、2014年全体の調整後総費用(訴訟費用除く)は、当初予想していた580億ドルを上回る見込みとした。前年の総費用は590億ドルだった。

債券・為替・商品トレーディング収入は2.1%増の35億1000万ドル。前四半期からも多少拡大した。欧州中央銀行(ECB)による景気刺激策や米経済指標の改善が追い風となり、市場での取引が9月に上向いたほか、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)共同創業者のビル・グロス氏が突然、同社を退職したことで債券市場での取引が9月下旬に急増した。

投資銀行業務部門の総収入は2%増の15億4000万ドル。アドバイザリー料が増えた。一方、住宅ローン業務の純利益は38%減の4億3900万ドル。

今回の決算発表はダイモン最高経営責任者(CEO、58)が咽頭がんの治療を受けてから初めてとなったが、ダイモン氏は予後は大変良好とした上で「体調はすぐれている。治療が終了してよかった」と語った。

*内容を追加して再送します。

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