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リビアの難民船沈没で数百人死亡、政権軍が渡航強制か

 5月10日、国際移住機関(IOM)などによると、リビアからの難民を乗せた船が先週末に沈没し、多くが水死したことが明らかに。写真は5日、ベンガジ港で荷物をトラックに積み込む男性ら(2011年 ロイター/Mohammed Salem)

 [ジュネーブ 10日 ロイター] 国際移住機関(IOM)などの支援団体は10日、内戦状態が続くリビアからの難民を乗せた船が先週末に沈没し、多くが水死したと発表した。船には500─600人が乗っていたとみられる。

 船が沈没したのは首都トリポリの近郊。水死した難民の数は分からないが、多くの遺体が海で見つかったという。

 IOMのスポークスマンは、今回の沈没で亡くなった難民の正確な数を把握することは不可能だと指摘。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も死者数は明らかでないとしている。

 UNHCRはこれより先、3月25日以来、リビアからの脱出を試みたおよそ800人が行方不明になっていると発表していた。

 リビアで政権軍と反体制派部隊の衝突が始まるまで駐リビア米大使を務めていたジーン・クレツ氏は、リビアでの戦闘で命を落とした人の数は1万─3万人に上るとの統計があるとしているが、正確な犠牲者数は確認できていない。

 リビアからイタリア南部ランペドゥーザ島に到着した難民によると、リビア政権軍の兵士によって強制的に船に乗せられた人もいたという。

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