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シリア反政府勢力に外国政府が武器支援、国民評議会が明らかに

3月12日、シリア反体制派の国民評議会は、外国政府の支援を得て、離反兵などでつくる同派の「シリア自由軍」に武器を供与していると明らかにした。北西部イドリブで11日撮影(2012年 ロイター)

[イスタンブール 12日 ロイター] シリア反体制派の国民評議会(SNC)は12日、外国政府の支援を得て、離反兵などでつくる同派の「シリア自由軍」に武器を供与していると明らかにした。

SNCのサバラ広報官はトルコのイスタンブールで会見を開き、自由軍に武器を供与するための調整部門を設置したと表明。ただ、設置場所や支援を得ている外国政府については明らかにしなかった。

また、同広報官は、アサド政権による弾圧から民間人を守るため、アラブや欧米諸国に軍事介入を要請。「市民保護に向けて安全が確保された人道的な地帯や区域の設置を求める」としたほか、アサド政権の虐殺を防ぐためにシリア全土を飛行禁止区域に設定するよう訴えた。

シリア問題をめぐっては、国連とアラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長が10日に同国を訪れ、アサド大統領と2度にわたり会談したが、物別れに終わっていた。アナン氏はトルコのエルドアン首相などと情勢を協議したほか、13日にも反体制派代表と会談する。

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